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株式会社MONOCO

書き手:代表取締役社長 柿山 丈博


よく「Amazonで販売した方がいいですか?」と、ブランドから聞かれることがある。僕はある経験をしてからはいつもこう答える、「戦略的にAmazonを使う以外は、やめた方がいいですよ」と。


戦略は、どこで戦うかを決めるということだと思う。もしオンラインという戦場を選んだのなら、競合の多いAmazonという大海原に飛び込み、荒れ狂う海で戦う感じだと思う。


一消費者としては、Amazonはほぼ毎月1回は買い物をしていると言ってもいいくらい、本当に便利で、普通に“日常”。なにを買っているかと言えば、食洗機や洗濯乾燥機の洗剤や、いつも興味が変わる子どもの絵本やおもちゃ、ヘアワックスなど、いわば目と鼻の先にある総合スーパーの存在。つまり、日用品をAmazonで買っている。


反対に、ブランドは日用品ではなく、非日用品を売っている。メッセージや発想、守ってきた技術や伝統を物理的なカタチに表現したものだ。言い換えると、マイナスの状態をゼロに戻してくれるのが日用品だとしたら、非日用品はゼロの状態をプラスに引き上げてくれる。だから、気分がアガるというのかな、今書いていてふと思った(笑)。


そんな非日用品は、Amazonのサイト外で認知拡大をしない限り、Amazonに掲載すると埋もれる。メッセージや想い主導の商品は検索が難しいので、そもそも検索でヒットしない。Amazon内で広告を買うこともできるので、検索ユーザーに露出はできるが、たいてい検索ユーザーは今すぐ欲しいか、ある程度安く買いたいか、レビューの安心感で買うので、効果的に使えればベストだが、シンプルな指名買いになってしまい、リピートに繋がる可能性はほぼない。もし売上が立ってしまったら、広告依存になり、次第に潜在顧客層が枯れてくる。つまり、非日用品は認知にしてもファンを作っていくのにもAmazonはベストな選択肢ではない。よって、ファンが作れないのでブランドにもなれない。


Amazonに頼らない“勇気”は、MONOCOで実際に販売しているCode10というバックパック・ブランドが教えてくれた...


>> 続きを読む(NOTE / 柿山丈博 MONOCO CEO)

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